【Report】『藤井川ダム“カレー”』施工完了、放流開始!!@城里町・ホロルの湯


2018年(平成30年)3月10日(土)、水戸ICから車で10分・藤井川ダムの隣にある「ホロルの湯」という温浴施設で、『藤井川ダムカレー』の販売が開始しました。販売初日には、売り切れが出るほどの売れ行きだったそうです。
『藤井川ダムカレー』とは一体どんなカレーなのか?どこで食べることができるのか?できるだけ簡潔に、ご紹介します!

INDEX

―1.「藤井川ダムカレー」って?(概要・開発の経緯)
―2.「藤井川ダムカレー」施工完了!!(完成像)
―3.どこで食べられるの?(販売場所)

1.「藤井川ダムカレー」って?

「ダムカレー」とは、その名の通り、ダムをモチーフにしたカレーのことです。 ごはんは堰堤(えんてい)、カレールーは貯水池を表現していて、 2009年(平成21年)ごろから全国的に増え始めたそうです。(参考:日本ダムカレー協会「ダムカレーとは」)日本全国で、様々なダムカレーが販売されています。
「藤井川(ふじいがわ)ダム」というのは、茨城県の県庁所在地・水戸市の隣に位置する「城里町(しろさとまち)」にある重力式コンクリートダムです。
1956年(昭和31年)に防災ダムとして建設され、後1977年(昭和52年)に多目的ダムとして改造されました。藤井川ダムは、本堤体・副堤体のどちらも建設されているだけでなく、本堤体と副堤体の場所も離れた位置に作られた、日本ではとても珍しいタイプのダムだそうです。(参考:クラウドファンディングぺージ
そして、この「藤井川ダムカレー」は、地元の高校・大学・城里町役場が連携したプロジェクト『めざせスターダム Make up城里 高大官連携プロジェクト』により開発されました。このプロジェクトは、城里町にある高校「水戸桜ノ牧高等学校常北校」の生徒達の「魅力あるこの町を、私達の行動力とアイディアでPRしたい!」という想いから発足したプロジェクトです。
藤井川ダムカレーの開発資金は「クラウドファンディング」を通して集められました。「クラウドファンディング」とは、「様々な理由でお金を必要としている人に対し、 共感した人が一口1,000円程度からインターネットを通じて出資し支援をする、こうしたインターネット上で多数の人から資金を募る仕組み」のことです。(引用:Ready for「クラウドファンディングとは?」

資料:Ready for

クラウドファンディングでは『ダムカレーを開発し”日本一人気のない町?” 城里町を盛り上げたい』と題したプロジェクトを立ち上げ、2017年(平成29年)7月~9月の間、出資者を募り、最終的には総額138万円の出資を集めました。目標金額に達しない場合は1円も入らないというシステムで出資を募っていましたが、出資期限まであと1日に迫ったところで、最後の追い上げにより目標金額に達し、プロジェクトが成立しました。
プロジェクトが成立した後は、学生の皆さんが中心となってダムカレーの構成・デザインを試作・検討し、ダムカレー専用のお皿を地元の陶芸家さんに依頼したり、学園祭で試作販売をするなど、地道な施工活動を行っていました。
 
そして、この「藤井川ダムカレー」を施工するにあたっては、ダムカレーの生みの親である「日本ダムカレー協会」会長の宮島咲氏が、藤井川ダムの特徴やダムカレーの作り方などをレクチャー&監修しました。

 


2.「藤井川ダムカレー」施工完了!!


こうして、2016年(平成28年)に着工された「藤井川ダムカレー」は、2018年(平成30年)に晴れて施工完了・放流開始となりました!
藤井川ダムカレーは、ごはん(堤体)にささったウインナーが「バルブ」となっていて、これを抜くと放流ができる形になっています。そして、ダムだけでなく周辺施設(ホロルの湯・ふれあいの里)や自然環境も具材で表現され、乗っている具材には1つ1つきちんと意味があります。
ダムカレー専用の器は、城里町の陶芸家・岩野 一弘さんの作品です。
そして、「藤井川ダムカレー」を注文すると「藤井川ダムカレーカード」を貰えます。これは、国土交通省と独立行政法人水資源機構の管理するダムを訪問するともらえる「ダムカード」を模したもので、ダムマニアの中には様々なダムを訪問し、この「ダムカード」を収集している方々がいらっしゃいます。裏面の型式には「重力式ライスダム」と書いてありました。

 

 


3.どこで食べられるの?

「藤井川ダムカレー」は、藤井川ダムの隣にある「ホロルの湯」という温浴施設の1階食堂で食べることができます。水戸ICから車で10分、水戸駅から車で30分でアクセスできます。
ホロルの湯1階食堂の営業時間は11:30~15:00まで、ラストオーダーが14:30までとなっています。定休日は月曜日です。1階の食堂は、ホロルの湯の入館料なしで利用できるので、「お風呂には入らないけど、ダムカレーを食べてみたい!」という方も大歓迎です。

スープ付き、1皿850円(税込)

販売開始から数日後にホロルの湯1階食堂を訪れると、グループで来店されたご年配の方から若者まで幅広い方々が、この「藤井川ダムカレー」を注文している様子が窺えました。
店員さんから「ウインナーを抜くと放流できる」という説明を聞いて楽しそうに笑うお客さんグループや、放流の様子を動画で撮影している方もいらっしゃいました。
実際に注文して、放流してみた動画です。

実際に「藤井川ダムカレー」を食べてみると、美味しくお腹が満たされるだけでなく、放流をしながら食べるという一連の作業がとても楽しい体験でした。これは「食べる楽しさ」という体験も提供してくれる一品なのだと感じました!
地元の高校・大学・町役場をはじめとした地元の皆様と、出資者の皆様の力により開発された「藤井川ダムカレー」。是非、茨城県・城里町の「ホロルの湯」まで楽しみにいらしてください!!

 

■「藤井川ダムカレー」の販売について
販売所:ホロルの湯(茨城県東茨城郡城里町下古内1829-3)
時間:11:30~15:00(L.O.14:30)
定休日:毎週月曜日
ホロルの湯HP:https://www.hororunoyu.jp/

■「ホロルの湯」
住所:茨城県東茨城郡城里町下古内1829-3
TEL:029-288-7775
営業時間:AM10:00~PM9:00まで(入場・受付はPM8:00で終了)
定休日:月曜日
HP:https://www.hororunoyu.jp/

■クラウドファンディングページ
『ダムカレーを開発し”日本一人気のない町?” 城里町を盛り上げたい』
https://readyfor.jp/projects/fujiigawadamcurry

●「藤井川ダムカレー」開発過程について
ー高校生がダムカレーで地域おこし(新・公民連携最前線/PPPまちづくり)
http://www.nikkeibp.co.jp/atcl/tk/PPP/434167/120700045/


※この情報は、2018年(平成30年)3月時点の情報です。